ビジネスチャット(LINEのようなビジネス特化のチャットサービス)の導入がなぜ今もてはやされているのか?

グーグル社では基本メールを使っていない。なぜか? メールは基本1対1のコミュニケーションであり、相手の空いている時間でないと読まれません。その結果意思決定には実は時間がかかってしまいます。G社では、どこにいるかは関係なく、今声をかけて今答えられる人が答える、今参加できる人が議論に参加する形で、どんどん意思決定をしているようです。そのためのツールとして、チャットやビデオが多用されています。

日本の伝統的文化である手紙。その手紙の書き方が多少は形骸化されたものの、実質そのままメール文化に日本ではスライドしました。その結果メールでもきちんとした挨拶が基本は要求されます。ですが一方では若年層からのボトムアップというかたちでLINEを通じでチャット文化が、スマホの普及とともに日本でも普及し、こちらは、会話をそのまま文字化したものという形ですので、挨拶の記述等を省略し、いきなり本題を発言する文化となりました。結果、堅苦しさを抜きに本題を語れることで、コミュニケーションのスピードが上がることになりました。

チャットはグループディスカッションもあるので、参加メンバー皆とのコミュニケーションが可能、しかおも、その過去のやりとりの可視化も画面のスクロールや検索機能を通じて簡単にできます。資料の添付も表現の多様性や絵文字も手伝って、メールとことなり視覚的網羅性や、ファイル検索の面でも使いやすい機能を内包するようになってきました。

また、チャットは携帯との親和性が高いです。これは スマーフォンで撮影した写真や動画、録音データなどをすぐ送れる、共有できるところにあります。口で説明せずとも、論より証拠的なものをもとにコミュニケーションを加速できるわけです。

導入の結果ほとんどの企業でメールの流通量ができて気にさがったとの報告があがり、 導入の結果意思決定のスピードアップがなされたとの報告が多数あがっています。日報のデジタル化や、広報のデジタル化も、このツール一本で可能。また個人的なメモとしても、時間軸で記録が残り、あらゆるデータの添付が可能で、検索もきちんとできるので便利です。リーダと見返すことでOJT的なコンテンツとしての展開も可能です。Slack社(アメリカでの最大のビジネスチャットサービス提供企業)がユニコーン(上場前なのに資産価値が1兆円あるといわれる企業)と呼ばれるのもうなづけます。

買うまでもないと思いますけど、一応ご紹介。