オリンピック観戦者による大混乱で、通勤困難者大量発生の予測。

中央大学理工学部の田口東(あずま)教授(
情報工学の専門家であり、鉄道も研究対象 としており、この人の助言により東急田園都市線では2005年より、急行をやめて各駅停車をラッシュアワーに走らせている) によると、かれは東京五輪での鉄道混雑を推計する広域シミュレーターを開発し、開催中に増加する観戦客の影響や、あらゆる緩和策の効果などを検証 しているという。

田口教授によると、大会期間中65万人/日の観戦客が訪れると、例えば、東京駅では10%、新宿駅では20%の混雑増が見込まれるという。この一見小さそうに見える数字が問題だという。ラッシュ時はとくに、駅の構造を把握している人たちが、毎日のルールにのっとって移動しているわけだが、ここに、どっちがどっちかわからない人が1割も滞留するだけで、駅の流れが止まり、大きな混乱がおこる可能性があるという。

JR千駄ヶ谷駅は通常の朝のラッシュの利用者数3000人から3万人弱に増えると予想されている。首都圏での電車の乗車率は200%越えが今の1.5倍になるという。今の朝のJR総武線や東西線がこれにあたるという。

MXTVによる田口教授へのインタビューと、東京オリンピックをめぐる交通網の混乱の予測報道
参考:乗車率200%を誇る、京浜東北線の朝のラッシュ

https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/or-lab/media

過去の各オリンピック大会におけるインバウンド需要(出典:観光庁)

ここ数年の都心の駅の混雑ぶりはすでに、都内の方ならご存知の通り。これに6-700万人/日が加わることが予測されています。


別訪日外国人数の推移 (出典:JTB総合研究所)

ちなみに、田口教授によると、解決策は学生は休む、会社員はテレワーク(在宅勤務する)・・・ではなく、お休みするのがただしいと言ってます。笑。